Yavimaya Hollow / ヤヴィマヤのうろ穴
伝説の土地
(T):あなたのマナ・プールに(1)を加える。
(緑),(T):クリーチャー1体を対象とし、それを再生する。
エドリックに対する除去対策でスペースを圧迫しないカードないかなー、と探してて見つけたもの。
突然の衰微公開されたときも考えてたっけ。
色マナ出ないとか死にそうですが、最近は色マナがなんとかなっているので1枚くらいならいけるかもしれません。
でもEDHで再生ってどうなんだろう。バウンスとか追放ばっかりされてるイメージだけど…
というわけでよく使われたピン除去+αを適当に挙げてみます。あくまで体感。
全体除去は再生使ってエドリック1匹残っても正直厳しいので今回は考えません。素直に消そう!
白
《剣を鍬に/Swords to Plowshares》
《流刑への道/Path to Exile》
《糾弾/Condemn》
《悪鬼の狩人/Fiend Hunter》
青
《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》
《猿術/Pongify》
《断絶/Snap》
《幻影の像/Phantasmal Image》
《乱動への突入/Into the Roil》
《ファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorph》
《水没/Submerge》
黒
《暗黒破/Darkblast》
《喉首狙い/Go for the Throat》
《四肢切断/Dismember》
《殺し/Snuff Out》
赤
《紅蓮破/Pyroblast》
《赤霊破/Red Elemental Blast》
《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》
《混沌のねじれ/Chaos Warp》
《業火のタイタン/Inferno Titan》
緑
《内にいる獣/Beast Within》
アーティファクト
《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》
《爆破基地/Blasting Station》
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
《トリスケリオン/Triskelion》
忘れてるのもいくつかあるかも。
RTR入ってませんが、まぁ衰微とサイクロンは使われるでしょう。
それらを合わせると計27枚。
赤タイタンとかピン除去かと言われると怪しいですけど。
これらのうちで再生可能なのは
《喉首狙い/Go for the Throat》
《紅蓮破/Pyroblast》
《赤霊破/Red Elemental Blast》
《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》
《業火のタイタン/Inferno Titan》
《内にいる獣/Beast Within》
《爆破基地/Blasting Station》
《火と氷の剣/Sword of Fire and Ice》
《トリスケリオン/Triskelion》
あと衰微入れて10枚。トリスケリオンとか再生できる気しないし、そもそも出てこないような。
除去の1/3を弾けるなら悪くなさそうですが、青はノータッチなのが残念。
というか面子見ててもなんか微妙。これらを無効化するくらいなら素直に色マナ入れとけってなりそうです。
結論:微妙
ブロッカーが1匹いても強引に殴りこめるのは良い所。変な除去流行ったら使うかも。
・どうでもいいこと
青黒のレシピ色々見てたんですが、《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》って全然使われてないんですね。
ボブやアリーナが使われるならアリだと思うんだけどなー やっぱりクリーチャーって弱いのかな。盗られるし。
EDH:エドリックの細かい解説
2012年8月17日 エドリック コメント (6)なんか生放送で呼ばれたので。
前回書かなかった細かい解説諸々。
レシピはこちら。http://eddddddddddric.diarynote.jp/201208041655255843/
まずは効果の確認。
Edric, Spymaster of Trest / トレストの密偵長、エドリック (1)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ならず者(Rogue)
いずれかのクリーチャーがあなたの対戦相手の1人に戦闘ダメージを与えるたび、それのコントローラーはカードを1枚引いてもよい。
2/2
要はクリーチャーを全員《巻物泥棒/Scroll Thief》にする。
忘れがちですが、効果は相手のクリーチャーにも適用され、エドリックのコントローラー以外の相手を殴るとドローできます。
一見デメリットにも思えますが、この効果があるため、相手がドローのために殴ったおかげでブロッカーがいなくなったり、相手の《金粉のドレイク/Gilded Drake》が実質効かなくなります(アタックできる所が減ったり、徘徊撃ちができなくなったりするが)。
タイプの縛りはないが、クリーチャーの数だけドローができる、という点では《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》と似ていて、相手にもドローさせる、という点では《三日月の神/Kami of the Crescent Moon》と似ていると言える。
ただ、戦闘が必要なため、ブロッカーがいるとドローできず、また、あざみと違って出したクリーチャーで即ドロー、自分の好きなタイミングでドローはできない。
また、最大の問題点として、ダメージが入るまで場にいないと効果が誘発しないため、除去されると1枚もドローができない。そのため、あざみよりかなり不器用で脆いジェネラルです。
しかし、エドリックには軽さという最大の利点があり、これにより安定して2t目に出して早い段階からドローを始めることができます。
ちなみに、このデッキに入ってる2t目にエドリックを出すマナ加速は
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《Fyndhorn Elves》
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
《スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger》
《桜族の斥候/Sakura-Tribe Scout》
《エルフの開拓者/Elvish Pioneer》
《クローサの旅人/Krosan Wayfarer》
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》→《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
《繁茂/Wild Growth》
《花の絨毯/Carpet of Flowers》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《Mana Crypt》
《金属モックス/Chrome Mox》
以上15枚。《花の絨毯/Carpet of Flowers》は卓次第だし、《エルフの開拓者/Elvish Pioneer》は基本土地13枚だとあまり出せないけどそれでも十分。
大体12枚程度あれば2t目には出てきます。
問題なのは出てきたあと。
1ドローしてるだけでは三日月の神の劣化なので、クリーチャーを早い段階で並べる必要があります。
方向性としては、
・軽量クリーチャー連打
・トークン生成呪文でまとめて並べる
の2パターン
トークンでまとめて出せば楽なのですが、青緑でトークンを出せるので使えそうなのは、
《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster》
《翡翠の魔道士/Jade Mage》
《自然発生/Spontaneous Generation》
《菌獣の共生/Saproling Symbiosis》
《創造の標/Beacon of Creation》
《上天の突然変異/AEther Mutation》
《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit》
《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
あたりで後は出るのが遅かったりするのがほとんどですね。
養虫人以外はどれも重く、序盤にクリーチャーが欲しいのに序盤に引くと事故る原因になるので採用していません。
例外は自然発生くらい。3t目に適当に撃っても5体くらい出るので除去られなければそのまま勝てます。
結局、トークン生成カードにロクなのがないので、軽いクリーチャーを並べることになります。
このデッキは最終的には、追加ターン呪文を連打することが目的ですが、追加ターン呪文はどれも重い…。そのため、大量のマナが必要になりますが、ここでマナアーティファクトに頼ると、今度はクリーチャーが足りなくなる→追加ターン呪文を撃っても旨みがなくなり本末転倒に。そこでマナはクリーチャーに頼り、必要なときはアタックしてもらいドローします。相性のいい《ドルイドの保管庫/Druids’ Repository》が入っていないのはそのため。少しでも多くクリーチャーを入れないといけません。
これはマナ基盤のみに限ったことではなく、カウンター、妨害、回収、全てクリーチャーに頼らないとジリ貧状態になります。そこで《呪い捕らえ/Cursecatcher》等のどっちとしても使える軽いクリーチャーの出番になります。
次に採用するクリーチャー。
大半が軽いマナクリーチャーです。《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》は森の枚数が足りなく、1マナしか出ないことが多かったので不採用。《極楽鳥/Birds of Paradise》は殴れないので入ってません。
小技として、《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》と《スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger》を組み合わせれば、毎ターン森の枚数を減らさずに加速できます。
《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout》がいると殴りながらマナ加速という、このデッキにとって理想的な回りをし始めます。
また、除去られたらお終いなのでエドリックに除去耐性をつける必要があります。
そこで候補に挙がったのが《森を護る者/Sylvan Safekeeper》《葉の王エラダムリー/Eladamri, Lord of Leaves》《粘体マンタ/Plaxmanta》《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》の4体。
いずれも3マナ以下のクリーチャーで、エドリックに対する除去を一度は防いでくれます。
ただ、粘体マンタは相手の動きに構えておかなければならず、相手が撃ってこなかったとき、テンポロスにつながるので今回は不採用。また、《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate》は誘発に対応して除去されるので入ってません。
多少枠が余ったら何か適当なクリーチャーを入れましょう。
ぶっちゃけ、軽ければ別に何でもいいです。
除去回避?の《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》、リアニ妨害の《屑山の人形/Heap Doll》、《リスティックの研究/Rhystic Study》を叩き割る《エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist》など、ささやかな効果を持った奴で十分です。
次に追加ターン呪文。
追加ターン呪文は毎ターン撃たなければならないのでたくさん入ります。
《悪名高き群れ/Notorious Throng》《永劫での歩み/Walk the Aeons》《時間のねじれ/Time Warp》《時間操作/Temporal Manipulation》《荊州占拠/Capture of Jingzhou》は使い回しも容易なので必須です。
これだけだと途切れてしまうので、《時間の熟達/Temporal Mastery》《明日の標/Beacon of Tomorrows》あたりも仕方なく入ります。
《知識の搾取/Knowledge Exploitation》は徘徊撃ちで4マナと軽く、相手によっては《時間の伸長/Time Stretch》をぶっこ抜いて勝てます。ただ、そこまで都合いいこともないので、通常は青い《魔性の教示者/Diabolic Tutor》で、《時のらせん/Time Spiral》があればラッキーぐらいに考えましょう。
《神秘の教示者/Mystical Tutor》《有毒の蘇生/Noxious Revival》はこれらを持って来れますが、インスタントなので1ドローごとに確認していきながら撃ちましょう。
《親身の教示者/Personal Tutor》は戦闘中に引くとその後ドローできるタイミングがないので注意が必要です。《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》《不運な研究者/Hapless Researcher》など戦闘後にもドローできる工夫をしましょう。
次にカウンター。
このデッキの主なカウンター先は
・エドリックに対する除去
・追加ターン呪文に対するカウンター
特に後者はこちらが隙だらけになってしまうので、絶対にカウンターしなければなりません。
共通しているのはどちらも「対象をとるインスタント」が多いということ。つまり、このあたりをメタっていくことになります。また、追加ターン呪文と一緒に撃つことが前提なので、軽いこと、青マナをできるだけ要求されないことが求められます。
《誤った指図/Misdirection》《払拭/Dispel》《秋の帳/Autumn’s Veil》《狼狽の嵐/Flusterstorm》などの怪しいカウンターも採用していきます。
呪文に対しては強いですが、パーマネント呪文に対しては対象にとれないので、バウンスで対処します。
採用してるカウンター(と言えるか怪しいのもあるけど)は10枚とやや多いですが、開幕1VS3になることも多く、1人で除去の嵐を対処しないといけないので多めに採用してます。
《苦痛の命令/Decree of Pain》は無理です。あきらめましょう。
《Mana Drain》は青2マナも要求され、無色マナの使い道がほとんどなく、戦闘前にマナが出ても手札がない、ということで採用してません。
次にバウンス。
基本的にやっかいな置物をどかすのが目的ですが、ブロッカー排除、《永遠の証人/Eternal Witness》等の使い回しも兼ねているのでクリーチャーも対象にとれた方がいいです。
《水没/Submerge》はEDHだと条件が容易で、《原始のタイタン/Primeval Titan》等を0マナで除去できます。
ここまで入れたらあとは《時のらせん/Time Spiral》や《森の知恵/Sylvan Library》などのただ強カードを入れましょう。
《Timetwister》は強いのですが、このデッキでこの手のカードを撃つのは、序盤事故ってるときか、追加ターン呪文を引っ張ってくるときで、後者の場合、Timetwisterだと撃った次のターンまで待たないといけないので採用は見送りました。
ただ、エドリックが除去されてしまうと事故るので、そういう場合の保険で入れるのはアリかもしれません。
最後に土地。
1マナクリーチャーを連打する関係上、やたら色マナを要求されるので色マナ絡みの物ばかりを入れます。
《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》は1マナクリーチャーがフリースペルになるので絶対に持ってきたいところ。
《原始のタイタン/Primeval Titan》でも持って来れますが、6マナも出てるなら十分なので入れていません。
というわけで以上。
尖らせた結果、一部のカードで死にやすくなりましたが、基本青メタで作っているので、青のゆっくりめのコントロールには勝ちやすくなりました。
ジェネラルがボトムに飛ばされたらおとなしく煽ってましょう。運が良ければ1人くらいは倒せるかもしれません。
最近エドリックが増えているという噂(その割には対戦したことないけど)なので、参考になれば。
前回書かなかった細かい解説諸々。
レシピはこちら。http://eddddddddddric.diarynote.jp/201208041655255843/
まずは効果の確認。
Edric, Spymaster of Trest / トレストの密偵長、エドリック (1)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) ならず者(Rogue)
いずれかのクリーチャーがあなたの対戦相手の1人に戦闘ダメージを与えるたび、それのコントローラーはカードを1枚引いてもよい。
2/2
要はクリーチャーを全員《巻物泥棒/Scroll Thief》にする。
忘れがちですが、効果は相手のクリーチャーにも適用され、エドリックのコントローラー以外の相手を殴るとドローできます。
一見デメリットにも思えますが、この効果があるため、相手がドローのために殴ったおかげでブロッカーがいなくなったり、相手の《金粉のドレイク/Gilded Drake》が実質効かなくなります(アタックできる所が減ったり、徘徊撃ちができなくなったりするが)。
タイプの縛りはないが、クリーチャーの数だけドローができる、という点では《巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls》と似ていて、相手にもドローさせる、という点では《三日月の神/Kami of the Crescent Moon》と似ていると言える。
ただ、戦闘が必要なため、ブロッカーがいるとドローできず、また、あざみと違って出したクリーチャーで即ドロー、自分の好きなタイミングでドローはできない。
また、最大の問題点として、ダメージが入るまで場にいないと効果が誘発しないため、除去されると1枚もドローができない。そのため、あざみよりかなり不器用で脆いジェネラルです。
しかし、エドリックには軽さという最大の利点があり、これにより安定して2t目に出して早い段階からドローを始めることができます。
ちなみに、このデッキに入ってる2t目にエドリックを出すマナ加速は
《東屋のエルフ/Arbor Elf》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》
《Fyndhorn Elves》
《ボリアルのドルイド/Boreal Druid》
《スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger》
《桜族の斥候/Sakura-Tribe Scout》
《エルフの開拓者/Elvish Pioneer》
《クローサの旅人/Krosan Wayfarer》
《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》→《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
《楽園の拡散/Utopia Sprawl》
《繁茂/Wild Growth》
《花の絨毯/Carpet of Flowers》
《太陽の指輪/Sol Ring》
《Mana Crypt》
《金属モックス/Chrome Mox》
以上15枚。《花の絨毯/Carpet of Flowers》は卓次第だし、《エルフの開拓者/Elvish Pioneer》は基本土地13枚だとあまり出せないけどそれでも十分。
大体12枚程度あれば2t目には出てきます。
問題なのは出てきたあと。
1ドローしてるだけでは三日月の神の劣化なので、クリーチャーを早い段階で並べる必要があります。
方向性としては、
・軽量クリーチャー連打
・トークン生成呪文でまとめて並べる
の2パターン
トークンでまとめて出せば楽なのですが、青緑でトークンを出せるので使えそうなのは、
《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster》
《翡翠の魔道士/Jade Mage》
《自然発生/Spontaneous Generation》
《菌獣の共生/Saproling Symbiosis》
《創造の標/Beacon of Creation》
《上天の突然変異/AEther Mutation》
《錯乱した隠遁者/Deranged Hermit》
《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar》
あたりで後は出るのが遅かったりするのがほとんどですね。
養虫人以外はどれも重く、序盤にクリーチャーが欲しいのに序盤に引くと事故る原因になるので採用していません。
例外は自然発生くらい。3t目に適当に撃っても5体くらい出るので除去られなければそのまま勝てます。
結局、トークン生成カードにロクなのがないので、軽いクリーチャーを並べることになります。
このデッキは最終的には、追加ターン呪文を連打することが目的ですが、追加ターン呪文はどれも重い…。そのため、大量のマナが必要になりますが、ここでマナアーティファクトに頼ると、今度はクリーチャーが足りなくなる→追加ターン呪文を撃っても旨みがなくなり本末転倒に。そこでマナはクリーチャーに頼り、必要なときはアタックしてもらいドローします。相性のいい《ドルイドの保管庫/Druids’ Repository》が入っていないのはそのため。少しでも多くクリーチャーを入れないといけません。
これはマナ基盤のみに限ったことではなく、カウンター、妨害、回収、全てクリーチャーに頼らないとジリ貧状態になります。そこで《呪い捕らえ/Cursecatcher》等のどっちとしても使える軽いクリーチャーの出番になります。
次に採用するクリーチャー。
大半が軽いマナクリーチャーです。《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》は森の枚数が足りなく、1マナしか出ないことが多かったので不採用。《極楽鳥/Birds of Paradise》は殴れないので入ってません。
小技として、《クウィリーオン・レインジャー/Quirion Ranger》と《スカイシュラウドのレインジャー/Skyshroud Ranger》を組み合わせれば、毎ターン森の枚数を減らさずに加速できます。
《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout》がいると殴りながらマナ加速という、このデッキにとって理想的な回りをし始めます。
また、除去られたらお終いなのでエドリックに除去耐性をつける必要があります。
そこで候補に挙がったのが《森を護る者/Sylvan Safekeeper》《葉の王エラダムリー/Eladamri, Lord of Leaves》《粘体マンタ/Plaxmanta》《大いなる玻璃紡ぎ、綺羅/Kira, Great Glass-Spinner》の4体。
いずれも3マナ以下のクリーチャーで、エドリックに対する除去を一度は防いでくれます。
ただ、粘体マンタは相手の動きに構えておかなければならず、相手が撃ってこなかったとき、テンポロスにつながるので今回は不採用。また、《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate》は誘発に対応して除去されるので入ってません。
多少枠が余ったら何か適当なクリーチャーを入れましょう。
ぶっちゃけ、軽ければ別に何でもいいです。
除去回避?の《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》、リアニ妨害の《屑山の人形/Heap Doll》、《リスティックの研究/Rhystic Study》を叩き割る《エルフの抒情詩人/Elvish Lyrist》など、ささやかな効果を持った奴で十分です。
次に追加ターン呪文。
追加ターン呪文は毎ターン撃たなければならないのでたくさん入ります。
《悪名高き群れ/Notorious Throng》《永劫での歩み/Walk the Aeons》《時間のねじれ/Time Warp》《時間操作/Temporal Manipulation》《荊州占拠/Capture of Jingzhou》は使い回しも容易なので必須です。
これだけだと途切れてしまうので、《時間の熟達/Temporal Mastery》《明日の標/Beacon of Tomorrows》あたりも仕方なく入ります。
《知識の搾取/Knowledge Exploitation》は徘徊撃ちで4マナと軽く、相手によっては《時間の伸長/Time Stretch》をぶっこ抜いて勝てます。ただ、そこまで都合いいこともないので、通常は青い《魔性の教示者/Diabolic Tutor》で、《時のらせん/Time Spiral》があればラッキーぐらいに考えましょう。
《神秘の教示者/Mystical Tutor》《有毒の蘇生/Noxious Revival》はこれらを持って来れますが、インスタントなので1ドローごとに確認していきながら撃ちましょう。
《親身の教示者/Personal Tutor》は戦闘中に引くとその後ドローできるタイミングがないので注意が必要です。《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》《不運な研究者/Hapless Researcher》など戦闘後にもドローできる工夫をしましょう。
次にカウンター。
このデッキの主なカウンター先は
・エドリックに対する除去
・追加ターン呪文に対するカウンター
特に後者はこちらが隙だらけになってしまうので、絶対にカウンターしなければなりません。
共通しているのはどちらも「対象をとるインスタント」が多いということ。つまり、このあたりをメタっていくことになります。また、追加ターン呪文と一緒に撃つことが前提なので、軽いこと、青マナをできるだけ要求されないことが求められます。
《誤った指図/Misdirection》《払拭/Dispel》《秋の帳/Autumn’s Veil》《狼狽の嵐/Flusterstorm》などの怪しいカウンターも採用していきます。
呪文に対しては強いですが、パーマネント呪文に対しては対象にとれないので、バウンスで対処します。
採用してるカウンター(と言えるか怪しいのもあるけど)は10枚とやや多いですが、開幕1VS3になることも多く、1人で除去の嵐を対処しないといけないので多めに採用してます。
《苦痛の命令/Decree of Pain》は無理です。あきらめましょう。
《Mana Drain》は青2マナも要求され、無色マナの使い道がほとんどなく、戦闘前にマナが出ても手札がない、ということで採用してません。
次にバウンス。
基本的にやっかいな置物をどかすのが目的ですが、ブロッカー排除、《永遠の証人/Eternal Witness》等の使い回しも兼ねているのでクリーチャーも対象にとれた方がいいです。
《水没/Submerge》はEDHだと条件が容易で、《原始のタイタン/Primeval Titan》等を0マナで除去できます。
ここまで入れたらあとは《時のらせん/Time Spiral》や《森の知恵/Sylvan Library》などのただ強カードを入れましょう。
《Timetwister》は強いのですが、このデッキでこの手のカードを撃つのは、序盤事故ってるときか、追加ターン呪文を引っ張ってくるときで、後者の場合、Timetwisterだと撃った次のターンまで待たないといけないので採用は見送りました。
ただ、エドリックが除去されてしまうと事故るので、そういう場合の保険で入れるのはアリかもしれません。
最後に土地。
1マナクリーチャーを連打する関係上、やたら色マナを要求されるので色マナ絡みの物ばかりを入れます。
《ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle》は1マナクリーチャーがフリースペルになるので絶対に持ってきたいところ。
《原始のタイタン/Primeval Titan》でも持って来れますが、6マナも出てるなら十分なので入れていません。
というわけで以上。
尖らせた結果、一部のカードで死にやすくなりましたが、基本青メタで作っているので、青のゆっくりめのコントロールには勝ちやすくなりました。
ジェネラルがボトムに飛ばされたらおとなしく煽ってましょう。運が良ければ1人くらいは倒せるかもしれません。
最近エドリックが増えているという噂(その割には対戦したことないけど)なので、参考になれば。